ゲストハウスで挙式

ゲストハウス

ハウスウエディングの会場として使われるゲストハウスは一部にハウスという言葉が 含まれていますが、新郎新婦の住宅で結婚式を行うのとはわけが違います。 式場としての機能を持っている一軒家、それがゲストハウスです。 行ったことのない人はどんな物なのかよくわからないかもしれませんが、例えるなら 冬ではなく夏に避暑地の別荘に遊びに行くようなものでしょうか。 一軒家を貸切して使わせてもらうのですが、生活感溢れる住宅で結婚式を挙げるの ではなくリゾート地に来ているような気持ちにさせてもらえます。 敷地内にチャペルがあったり手入れされてる植木が広い庭に並んでいたり、探せば プール付きのゲストハウスだってあります。 ご祝儀袋は似合わない感じがしそうですが親しい友人を招待してプライベートな エリアで結婚式をしてみたいのなら、豪華なホテルよりも堅苦しくないゲストハウス でパーティー感覚の挙式もいいアイデアだと思います。 これよりもカジュアルにしたいのならもう本当に自宅でやるしかない、そう確信する 程ゲストハウスはくだけた雰囲気です。

意外と設備は充実

いくら結婚式場としてスペースを提供しているといってもしょせんはハウス、設備には あんまり期待出来ないのでは?と見下している前途多難な若いカップルは知らないで しょうが、ゲストハウスは結婚式場としても優秀だと賛辞を送られる程度には充実した 設備を備えているのです。 なにしろその為に作られているのですから不自由なく挙式を挙げることは可能で、 どんな式を予定していても不満な点はほとんどありません。 本当にただ家(ハウス)を借りるだけと勘違いしているのならそれは認識不足、 ゲストハウスのことを何も分かってない人です。 かなり自由度の高い結婚式向きですが、決してオーソドックスな挙式は他所でやって くれ、うちでは無理だよ、と門前払いをするような施設ではありません。 一通りの設備は完備されているのでそこを心配している方は安心してください。 型にはまった式よりもふたりの持ち味を活かして個性的な式にアレンジしたい、 そんな人にはゲストハウスをお勧めします。

プライベート感覚

ハウスウエディングでは新郎新婦もゲストも緊張感はなく始終くつろいで過ごす ことができるばかりか、知り合いに囲まれて年に数回あるお楽しみ会のような、 誰かの家に集まってお鍋を囲むようなプライベートな感覚で式を挙げられます。 猛烈にリクエストしない限りお鍋やちゃんこが当日出てくることはありませんが、 それでも一軒家でみんなで食事をすれば特別な日のイベントであっても、日常に 近い心境でみんないられるでしょう。 10メートル以上も離れた場所でスポットライトを浴びている友人を温かい目で 見つめることを否定する気はありませんが、もっと近くで親しみを込めて抱擁したり 握手をしたりハイタッチをするほうが、喜びを表現するには適しているのではとも 思ってしまうのです。 もちろんただ座って歓談するだけではなく、用意されたスペースを存分に利用した 企画やリゾート地っぽい企画、ふたりの今後の生活を予感させるような企画も用意して ゲストには楽しんでもらいましょう。